todayee pics を大幅にバージョンアップした。
・Adobe Creative Cloud による高機能フォトレタッチ搭載
・写真1枚毎にコメント入力
・オリジナルサイズ対応
・スクウェア加工
そのほかかなり手を入れて使い勝手を改善している。
(参考)【アプリ】Todayee Pisc 1.0 をリリースしました
Adobe Creative SDK のフォトレタッチ
Adobe社が提供している Adobe Creattive SDK のフォトレタッチライブラリを組み込んだ。このライブラリは高機能な上に使い勝手も優れていてなかなか良い。フィルタも豊富で触っていると結構楽しい。
フィルタ(抜粋)
手描き
フィルタやステッカーなどは Adobe社のサービスからダウンロードして追加することもできる。みたところほとんどが無償で入手できる。ユーザは Adobeの IDを取得するとどの端末でも共通の設定に合わせることができるようだ。
ツールバー(抜粋)
フォトレタッチをアプリへ組み込むには Adobe Creative Cloud への登録が必要。
組み込みはドキュメントの通りにすれば難しくはない。ただプロダクションリリースする前にはAdobe社の審査を通す必要がある(英語)。申請に必要な情報は多くないがいくつかの指定があるスクリーンショットは必須。今回は審査が通過するまで1回のNGを含めて4日かかった。
今回は一度 NGをもらった。
言われたとおりにスクリーンショットを提出したら無事に通った。
今回提出した最終的なスクリーンショットは次の通り。
申請時に用意するスクリーンショットのポイントはこんな感じ。
・アプリの内容がわかるような1枚(picsだとメインの写真選択画面)
・フォトレタッチを呼び出す UI(picsだとブラシのアイコン)
・フォトレタッチの画面
・"Creative Cloud Connected"が表示されている箇所(フォトレタッチのツールバーにアイコンがあったのでそれが映るようにしてみた)
なおこのアプリでは、フォトレタッチを初回に使う時にメッセージを出しておいた(キャンセルすると使えない)。責任放棄 ...(後でややこしくならないように)。
修正写真の扱い
このアプリでは修正後の写真をカメラロールへ保存せず、独自に管理している。他のアプリだといちいち保存するのを聞いてくるし、カメラロールを汚す(?)のが嫌だった。自前で管理するので、オリジナルに戻せるし表示を相互に切り替えられるようになった。
修正は重ねて行えるし、捨てることもできる。
写真ごとのコメント入力
詳細画面を開くと同時にキーボードが立ち上がってコメント入力ができるようになる。
左右に写真をめくってもキーボードは出たまま。連続してコメントを付けていけるのが特徴の一つ。
実用性を重視してストレス無くサクサク入力できることを目指した。この点、中途半端にビューアを充実させるよりは投稿アプリとしての働きを重視してみた。
送信ごと設定
以前は別の設定画面で指定した項目を送信毎に変更できるようにした。「エバーノートにはオリジナルサイズで送って」「LINEには 640ピクセルで渡して」「メールにはスクウェア加工して」といったことが気軽に行える。※シェア機能でエバーノート以外にも加工した写真を送れる。
(これも物ぐさな自分がいちいち設定画面に行くのを嫌ってそうした)
ダイアログはすべてライブラリ「vikmeup/SCLAlertView-Swift」を使っている。デザインが結構好き。上記は幅を広げているが開発当時は CocoaPods提供のバージョンでは幅のカスタマイズが無くて少々手間取った(ソースコードの最新版では存在)。
なお1回のエバーノートへの最大送信枚数は100枚。シェア機能は15枚まで。
todayee シリーズ
今回のアプリは todayee シリーズの1つ。
todayeeシリーズは全9種類のエバーノート投稿専用のアプリ。用途に合わせた様ざなまアプリを提供している。
特徴はすべてのアプリからの投稿が1日1つのノートにまとまること。複数のデバイスにも対応。外出先は iPhoneで投稿し、家では iPad、というのもOK。オフライン投稿もOK。最終的に自動で投稿時刻順に並べられるから投稿はいつでもOK。
なお個別に9つ買うよりも40%以上お得な全部入りコンプリートパックもあり。
ちなみに今回初めてバンドルにカスタムアイコンを付けられることを知り、試しに付けてみた(上記がそう)。
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写真をまとめてエバーノートへ送りたい、コメントを付けて保存したい、という方は是非お試しください。
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